大陸の映画。
これまた上海へ向かう機内で観たが、案の定上映途中で着陸態勢に入りブツッと切れてしまったので復路便で続きを鑑賞。中国便や香港便で映画を観るのはやっぱりちょっと厳しいなあ。
とある発明により大金持ちになった男が身を固めようと「結婚相手募集」の広告を出し、次々と見合いをする。「非誠勿擾(冷やかしお断り)」というのは、こういう広告によく使われる文言なのだそうだ。
ところが、見合いにやって来る女性、これがなぜか皆ワケありで、どうもしっくり来ない。そんなとき出会ったのが美しい客室乗務員の笑笑。しかし彼女は不倫の恋に苦しんでいた…という、ちょっとベタなラブストーリー。
大陸では大ヒットした一方であまり評判が良くないとかいう話をちょろっと小耳に挟んでいたのだが、期待していなかった分、意外と面白かった。私は結構好きかも、この映画。
主役の2人が非常に魅力的だ。男を演じた葛優はスキンヘッドでかなりのオッサンだけど、口からポンポン出てくるセリフがいちいち面白くて気が利いてて格好良い。笑笑役は舒淇(スー・チー)、これがまた色っぽい。彼女のことは今まであまり好きじゃなかったけど、ちょっと評価を変えた。
ラストは若干ご都合主義的だが、中国のお正月映画として製作されたらしいので、まあこのくらい景気が良くなればいいね、チャンチャン。というところか。
この作品は後半が北海道(道東)ロケとなっているのだが、映画の大ヒットにより、大陸からの北海道旅行がブームになっているという。しかし私にしてみればそれほど素敵な景色が写っていたとは思えない(見慣れているからか?)。大自然だったら大陸にも山ほどあるだろうに…と思ってしまう。一体どこら辺に惹かれるのだろうか。謎。
私的には、中国国内でのロケ地の方が気になった。葛優は中国のあちこちで見合いをするのだが、それが后海(北京)のお洒落なバーだったり杭州の西湖だったりして、案外見逃せない。…って、これ、大陸の人が北海道に憧れるのと同じことか。
日本でも遠からず公開されると思うけど、上海でDVDを購入したので原語でお勉強することにしよう。あの掛け合いが聴き取れるとは思えないが(弱気)。
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余談1。
ジャンケンポンを「錘子・剪子・布」と言っていた。「石頭・剪刀・布」だけじゃないのね。
余談2。
投資家役で範偉(ファン・ウェイ)さんが出演。「胡同愛歌(看車人的七月)」日本公開の時に握手してもらったことを思い出した。まだ中国語を習って間もない時期だったので、ただただ無言で頭をペコペコ下げながら範偉さんの冷たい手(雨降りの寒い日だった)を握った記憶があるけど、今だったら素晴らしい映画でしたとか感動しましたとか、少しは映画の感想をお伝えすることが出来るのになー。勿体ないことをした。